皆さん、こんにちは。
「大体」で楽しむ鉄道模型 です。
↑今回は前回の続き、ブック○フで破格値で入手したKATOの201系試作車カナリアイエローのお話です。
↑前回はホビーセンターカトー東京で見つけたライトユニットを思い付きでクハ201に組み込んで、前照灯と後尾灯を点灯化しました。
今回は前回予告した不動モーター車の整備です。
↑こちらがダブルパンタが勇ましいモハ201のモーター車です。値札に「動作不良あり」と書いてありました。
↑線路上で通電してみると、モーターは唸りをあげるんですがちっとも前に進みません。まさに「動作不良」ですね。よく見ると片方の動力台車とモーターをつなぐシャフトパーツの途中が欠損しています。まぁ、ジャンク品というのはこういうものですから、なんとかしていきましょう。
↑シャフトは古のボールジョイント式で、片方の台車のボールとシャフトが欠けています。これをどこかから調達すれば直るのですが、今さらこんなもの分売されていません。キハ82系とか165系とかのモーター車もこのボールジョイント式の時代がありますから、どこかでジャンク品を調達しましょう。
↑と思っていたら、201系試作車そのものの動力がネットオークションで500円で出品されていたので入札、510円で落札できました。
↑ただボディを載せ替えるだけ…と思いきや、車輪や台車集電板の状態が新旧でマチマチだったので…
↑贅沢ニコイチ作戦。フル分解して、状態の良いパーツだけで組み直しました。
↑状態が良い方といってもお手入れは必須です。忘れてはいけないのは集電板の穴のお手入れです。KATO旧製品の不調の原因は大抵この集電板の汚れです。一見綺麗でもこんなに汚れているんですよ。もっと酷いとサンポール漬けにしますが、コレは磨くだけで済ませました。
↑このタイプの動力がギクシャクするのはこのダイキャスト上部四隅の導電パーツが悪さをしている場合が多いです。取付けがユルいので接触不良になるようですね。画像のような感じでマスキングテープなどでとめれば改善されます。
↑はい、お手入れ終了。
絶好調に動作するようになりましたよ!
↑さぁ、走らせてみましょう!
両端がクハ201のちょっと変な4両編成ですが、気にしないことです(笑)
【走行模型】
KATO 437 クハ201ほか201系試作車(カナリアイエロー)
【走行模型の私的五段階評価】
★…1ポイント ☆…0.5ポイント
※★3つが標準です。あくまで個人の感想です。
外観の細密さ★★★★
走行の安定性★★★★
走行の静粛性★★★
取扱いの容易さ★★★★
溢れ出る魅力★★★★★
総合評価:★★★★
外観はスッキリとした印象で◎。
KATO動力はお手入れさえすれば絶好調に動作してくれます。
私が通学で総武線を使っていた頃は103系の天下で、この201系試作車も走っていたはずですが、記憶も記録もありません。鉄道趣味から離れていた時期だったんですね…後悔(~_~;)
まぁ、模型ならいつでも後悔を取り戻して愛でられますからね!
今日も「大体」のところで楽しめました(^^)