KATOの16番40系電車をスカ色にする、その⑤です。
その①はこちら
その②はこちら
その③はこちら
その④はこちら
今回は組み立てと仕上げをおこないます。
作業漏れや試行錯誤の結果、記事の順番と写真の時系列が一致していませんがご容赦ください。
別パーツ化されているベンチレーター、ランボード、ステップ、ヘッドライト等は無塗装だったので下地にミッチャクロンを吹いた後にエアブラシでねずみ色1号を吹き付けました。
ヘッドライトはさらに内側をガイアカラーのブライトシルバーで筆塗り。
パンタグラフもミッチャクロン→ねずみ色1号を吹き付けます。
実車画像の前面には行先表示板の受けが付いていますので、エコーモデルの行先板枠(旧国用厚型)を購入してみました。
ミッチャクロン→クリーム1号を吹き付けて、少量のゴム系接着剤で取り付けます。
おぉ、「手を入れた」感が高いですねぇ。満足度バツグンです。
行先表示板はiPadに入れた「graphic」というアプリで作成しました。作成といっても6ミリ×6.5ミリの枠に適当なフォントで「長野原」と入れただけです。
「長野原駅」は吾妻線の駅で、現在の「長野原草津口駅」ですね。
作業写真はいろいろ前後してますが、窓ガラス、屋根パーツ、屋根上の小物まで一気に取り付けた状態がこちら。
パンタ周りの配管も塗装してみました。下手ですが…
いつかパイピングにもチャレンジしてみたいですね。
窓ガラスパーツをはめるのに車体を持ってグリグリいじっていたら、色差しした手摺りの塗料が剥げてしまいました。
ミッチャクロン筆塗り→クリーム1号の順にタッチアップします。
タッチアップ完了。
ちなみに、上の写真はヘッドライトパーツ内側に銀の色差しをした後、一つ前の写真が色差し前です。効果のほどは…まぁ、模型は自己満足の世界ですから(*´∀`*)
ボディの整備は完了です。お次は下回り。
バラバラだったトレーラー台車の組み立て。
集電板をつけてブレーキなどが表現されたカバーパーツをつけて
厄介な板バネパーツの取り付けです。
板バネパーツの上下に気をつけながら、いったん奥まで差し込んで…
戻す。
車輪をはめて組み上がりです。
次は動力台車の組み立てです。上の写真の印のバネは分解時に「紛失注意」としていたものですが…
見事に紛失しました。えぇ、2本とも…orz
集電板からモーターに電気を伝える大事なバネですので、なんとかしなければなりません。
用意したのは模型用の精密スプリング。ロボとかメカのプラモで配管とか表現するやつですね。これでなんとかなりませんかねぇ(;´Д`A
とりあえず適当に切って伸ばしてサンポールに漬けて水洗いして接点回復剤噴射して
組み上げました。この動力台車、両手を駆使して一気に組み上げないといけないので、作業過程写真が撮れません…
動力台車単体で試運転。
動きました!
あぁ、良かった…(^^;)
バラバラにしていた下回りも再組み立て。上の写真はトレーラー車。
モーター車も基本は同じ構造ですが、ウェイト類がつきます。
ボディ、下回り、台車を合わせてようやく完成です。
いや〜、休み休みやってたからですけど長かった…
そうそう、床下と台車はプラ感を無くすために黒とつや消しクリアーを吹きました。そしてクモハの床下の抵抗器カバーをシルバーで、碍子を白で色差しみました。良いアクセントになりますがちょっと目立ちすぎかな?カバーはグレーでも良かったですね。
クハの室内灯点灯テスト。
写真だと明るく見えますが、実際は暗いです。まぁ電球室内灯ですからね、そのうちLEDに換装しようかな。
それにしても乗務員室までバッチリ光ってますね。構造上仕方ないですが。次に手を入れるとしたらLED化と乗務員室の遮光ですね。
室内塗装の効果は…よく見ればわかるか。自己満足ですね( ´ ▽ ` )
やっぱりスカ色はいいですね!
それでは走行動画をどうぞ。
【走行模型】
KATO HO 3-502 クモハ41 クハ55 塗装変更品(横須賀色)
【走行模型の私的五段階評価】
★…1ポイント ☆…0.5ポイント
※★3つが標準です。加減点をする場合は総評で理由に言及しています。あくまで個人の感想です。
外観の細密さ★★★★
走行の安定性★★★☆
走行の静粛性★★★★
取扱の容易さ★★★★
溢れ出る魅力★★★★
総合評価:★★★★
1/80ですから外観は緻密です。
動力台車の導電バネを紛失して代用品を使ってますので走りが少し劣化した気がします…
静かな走りでジョイント音を楽しめます。
分解は簡単ですので、手すりパーツにさえ気をつければ取り扱いは楽です。
スカ色…いいですよね(*´꒳`*)
今回も大体のところで楽しめました。