皆さま、こんにちは 「大体」で楽しむ鉄道模型 です。
↑今回のお題は小湊鐵道のキハ200形。こちらは、令和3(2021)年3月に発売になったTOMYTECの鉄道コレクション「小湊鐵道キハ200形(キハ202+キハ204)2両セット」です。車両の定価は税込3,520円、家電量販店の割引価格で2,640円…
↑動力ユニットと走行化パーツも一緒に予約して、6,215円で購入しました。鉄コレはねぇ、走行化させると高くつくんですよねぇ〜…「例えばマイクロエースが製品化させたとしたら同じくらいの値段でライトが点灯するんだよな〜」とか考えると躊躇してしまいます。まぁ、結局は買っちゃうんですが(~_~;)
前までは少しでも安くあげたい一心でケチな方法で走行化していましたが、最近考え直して純正の動力と走行化パーツを買うことにしています。前は動力は純正、トレーラー車はKATOの中空軸車輪を使用、ウェイトはホームセンターで買った鉛板を貼り付け、中間カプラーは鉄コレデフォルトのものを加工のうえ使用と、いろいろ工夫していたんですが、面倒な上に節約できても数百円なことに疲れました(笑)
↑小湊鐵道のキハ200形は鉄コレ第13弾のキハ213も中古で入手して持っています。新品は買いそびれてたんですよね。鉄道模型から離れてた時期なのかな?走行化パーツは2両分入ってますから、こいつも合わせて整備しちゃいましょう。
↑小湊鐵道は平成19(2007)年7月に訪れたことがあります。キハ200形は国鉄キハ20系をベースに京成3100形のデザインと赤電色取り入れたハイブリッド(笑)な気動車です。房総半島の広い青い空とのどかな緑にクリームと赤のボディが映えるんですよねぇ(*´꒳`*)見た、撮った、乗った車両は欲しくなりますからね、走行・動力化もやむを得ません…と自分に言い聞かせてます(笑)
↑2両セットにはキハ202とキハ204が入っています。キハ202は令和2(2020)年10月に運用を退いたそうですね。
↑2007.7.1 光風台〜上総山田
お元気な頃のキハ202です。馴染みのある車両の引退などは寂しいですが、模型なら手元でいつでも走らせることができますからね。模型の良いところです(^^)
↑セットのうちのキハ204はキハ200形の中で唯一ベンチレーターが違う車両です。東武8000系のものらしいですね。上の写真の手前側、下の写真の左側がキハ204です。
↑手前は令和2(2020)年12月にKATOから発売された「10-1647 東武鉄道8000系(更新車) 4両基本セット」のクハ8100形です。本当だ、ベンチレーターが同じだ。
↑あと、細かいところでは前照灯のライトリムが銀色かそうじゃないかの違いがあります。手前はキハ204でリムがボディと同色…
↑手前はキハ202でリムが銀色です。写真を見ると実車もそうなっているようですね。こだわってるなぁ…(感心)
↑キハ202、キハ204ともにプレスドア、非ユニットサッシの前期型です。標記類やドアレールの印刷、ドア下部窓など、かなり頑張って造り込まれていますね。でも塗り分け線がねぇ…ちょっとガタガタな部分があります。鉄コレの塗装が残念なのは今に始まったことではないですが、改善する様子が一向にないのも如何なものかと…「こだわってるけど作業が雑」な感じですね(~_~;)
↑行先サボは「五井〜上総中野」。こういう細かい仕事ができてなぜ塗り分けができない(笑)
↑鉄コレ第13弾のキハ213は非プレスドア、ユニットサッシの後期型です。2両セットと比べると標記類が省略されていて寂しい感じですが、塗り分けは比較的カッチリしています。第13弾の発売は2011年3月、2両セットの発売は2021年3月、10年の間に進化と退化が同時に起こってる感じ(笑)
↑行先サボは「五井〜上総牛久」。サボの印刷は良いんですよねぇ…
↑さて、動力化&走行化をしましょう。使う動力はTM-15。別に何の工夫もなく、説明書どおりに取り付けるだけです。動力は見た&撮ったことのあるキハ202に取り付けます。依怙贔屓です(笑)
↑床板を取ってひっくり返したところ。座席パーツとの間にテールライトパーツが挟まってるので一緒には取れません。この座席パーツの裏に、オレンジの塗料の粉がかなりの量付着しています。座席パーツを塗装した時の粉が回り込んでいるんでしょう。製品でこんなの見たことないし、自分で塗装してもこんなにはならないんだけどなぁ…吸気機能のついていない箱の中で塗装したとしか思えないです。余計なお世話ですが、労働環境悪過ぎでしょう(-.-;)
↑この座席のオレンジの粉が裏側に回り込んでいたようです。色調自体はキハ200形の座席モケットに近いと思います。
↑テールライトパーツは別パーツになってます。点灯化を念頭に入れていない設計なのに随分と凝った形ですね。
↑床下機器をお引越ししますが、ラジエーター&ファンかな?はモーターに場所を占拠されているためお留守番です。
↑トレーラー車の走行にはTT-03Rを使います。2両分入ってますからね、キハ204とキハ213のどちらも走行化できます。
↑中古で入手したキハ213ですが、なぜかウェイト「だけ」仕込まれていました。車輪がプラなのはともかくとして、カプラーもダミーのままなので何かと連結したわけでもなさそうです。なんでわざわざバラしてウェイトだけ仕込んだんだ…ミステリー(笑)
↑今回整備した3両は連結できるように一部をTNカプラー化しました。使ったのはTOMIXの「0374 密自連形TNカプラー(SP・黒・6個入)」です。交換箇所は以下のとおり。
(ダミー)キハ204(TN)
(TN)キハ202(TN) ※モーター車
(TN)キハ213(ダミー)
私はケチですからね、必要最低限の4箇所だけTN化しました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
↑まぁ、整備って言っても大したことしてませんが完了です。走らせてみましょう。
↑今回は前半でセットのキハ202とキハ204が2両が、後半でキハ213を足した3両が走ります。それでは、走行動画に参りましょう(^。^)
【走行模型】
鉄道コレクション 小湊鐵道キハ200形(第13弾+2両セット)
【走行模型の私的五段階評価】
★…1ポイント ☆…0.5ポイント
※★3つが標準です。あくまで個人の感想です。
外観の細密さ★★★☆
走行の安定性★★★★★
走行の静粛性★★★★
取扱いの容易さ★★★★
溢れ出る魅力★★★★☆
総合評価:★★★★
2両セットのほうはしっかり作り分けがされてたり、標記類の印刷も細かかったりするのですが、基本的な塗装が雑なんですよねぇ…
鉄コレモーターの走りは低速もよく効いて相変わらず良いです。
走る時の「ジジジッ」っていう音は個人的にディーゼルカーによく合うと思います(笑)
鉄コレも安くはないですが、やっぱり遠慮なく取り扱えるので気が楽です。
キハ200は数が揃ってくると輝きはじめますよね!五井機関区を再現したくなります(*´꒳`*)
今回も「大体」のところで楽しめました(^^)