ジャンクで入線してきたエンドウの0系新幹線整備録、その2です。
その1はこちら
積み残した整備は、球切れしている前進用ライトの交換、不動の動力整備の2つです。
まずはライトから。
手持ちの白色LED球3mmを使用します。写真のように定電流ダイオードと組み合わせてムギ球と置き換えます。
点灯試験、眩しい…。
ショート防止のためにマスキングテープをテキトーにまいてあります。
車体に組み込んでの点灯試験。光前頭もバッチリクッキリ光ります。
しかし、明る過ぎますね。本が読めそうです。
うーん、ま、いっか。
続いて動力車の整備。
床下の4箇所のネジを外すと…
ボディ、窓パーツ、動力ユニットに分解できます。窓パーツはボディ裾の青い部分と一体です。昔のモデルって大胆ですよね。
動力ユニット前後側面のネジを外してダイキャストを左右に2分割すると、モーター、ギア、台車が外れます。
左右のダイキャストを二分割(あるいは緩める)する前に無理矢理台車を外すと、ダイキャストから突き出ている台車固定用の小さな突起が折れます。エンドウの古いジャンク品ではよく見られる症状です。
ちなみにこの0系では突起が無事でした。車輪はとても汚れているので、「ガンガン走らせてノーメンテナンス」という使われ方をしたのでしょう、きっと。
無理にメンテを試みて突起が折れるよりいい状態といえますね、私的に。
はい、フル分解しました。
パーツの欠損等は無いので、各パーツの汚れを落として、適度にグリスアップしながら組み上げれば再び動くはずです。
組み上げて整備完了。
ちゃんと動きましたよ!
3両だけですけど、走行動画をどうぞ。
https://youtu.be/eXjrKUc2i4s
【走行模型】
エンドウ 3001 21-1000形式ほか 0系新幹線 3両編成
【走行模型の私的五段階評価】
外観の細密さ★★
走行の安定性★★★
走行の静粛性★★
取扱の容易さ★★★★
溢れ出る魅力★★★★
総合評価:★★★
3両だけだと試作編成めいてますね。
そういえば、マイクロエースの試作B編成を持ってますねぇ。
今度走らせてみようかな。
今日も大体のところで楽しめました。