新型コロナウイルスの感染拡大で生活スタイルが変わったのと、職場でちょっとした異動があったのとで模型をいじる時間が減ってました。よくありませんね、こんな時こそ模型ライフを楽しまねば。
というわけで、久々の更新いってみましょう(^^)
↑近所のホビーオ○で1両300円で入手したGM小田急1000形のジャンクキット(動力付き4両編成)を再生させるチャレンジ!のその③です。
(その①はこちら)
(その②はこちら)
前回で塗装が終了したので、今回はデカール・シール類の貼り付け、前面手すり取り付け、窓セル貼り等の仕上げを行います。
↑「グリーンマックス D-1002 小田急1000系デカール」を用意しました。このジャンクキットを入手してから某模型屋さんのオンラインストアで「新品」で購入したものですが、大分黄ばんでいます。新品というよりデッドストックですね。どうやらラスイチだった模様。
↑このデカールには4、6、8、10両編成用のナンバーがセットされていますが、何故か車番が1枚ずつ…つまり片面分しかありません。
↑OERマークは6両分です。このデカールは…2枚で1組なのかな?ラスイチのデッドストック品でしたから、もう1枚は到底入手できそうにありませんしねぇ、困りましたねぇ…
やむを得ず片側に1051編成、反対側に1052編成の車番を貼ることにします。
↑車番、OERマーク、優先席マークを貼ったところです。黄ばんだデカールでもちゃんと使えました。
↑さて、このジャンクキットですが、私が入手した時点で前面手すりがいくつか欠落していました。真鍮線で全て作り直すことにします。0.3mmの真鍮線を使用しますので、まず0.4mmのピンバイスで取付穴を開けます。
いやしかし、ライトケース周りの塗装が乱れてますねぇ。あとでタッチアップしようかな、忘れてなければ(笑)
↑紙におよその設計図(?)を書いて、それに合うように真鍮線を曲げていきます。
↑このような感じになりました。曲げが稚拙なので上段の手すりが半円状ですが、まあいいでしょう(´∀`)
↑ミッチャクロンで下地塗装をしてボディと同じステンレスシルバーを筆塗りしました。
↑前面窓パーツは元のままだとイマイチしっくりはまらないので、写真右のように分割しました。
行先表示等の部分はもともとのキットは前面からシールを貼って表現することになっていますが、私のジャンクちゃんに貼ってあったシールは再利用不能な状態でした。とりあえず黒く塗っておきましょう。
このあとは窓セル貼りです。
窓セル…面倒くさいですよね…
思わずほかの模型に手をつけたくなる誘惑をグッとこらえて、時間を見つけて一気に貼ります。
透明プラ板を切り出して貼って切り出して貼って…地味な作業ですので写真はありません。
↑窓セル貼りをクリアすれば完成はもうすぐそこです。床板を両面テープで固定して台車をつけて線路にのせて試運転してみると…脱線の嵐です。
よく見ると先頭の台車の後ろ側が浮いています。
↑カプラーの柄がスカート根元の床板の出っぱりと干渉してるんですね。もとは柄を切り取ってダミーカプラーを取り付けるようになっていた…のかな?
↑デザインナイフで干渉する部分を削りました。右が施工前、左が施工後です。大体でいいと思います。
↑改善しました!脱線もしなくなりましたよ(^^)
↑GMの行先表示ステッカーを買ってみました。ステッカーを貼るとキットに生命が宿る感じがします。
↑完成後の前面。窓パーツがもう少し綺麗になると良かったですね。
列車種別と行先はかつての江ノ島線の4連運用をイメージして「各停 相模大野」をチョイス。黒く塗った窓の上に切り出したシールを大胆に貼っています。本当は裏貼りの裏塗りが理想的ですが、まぁもとがジャンクキットですし今回はこれで(^^;
前面帯下の車番は「1052」と「1151」となっています。本当は「1051」を貼りたかったのですが、失敗してしまいました…(-_-;)
あ…ライトケースのタッチアップ忘れてた…まぁ、走ってればわからないから、そのうちやりましょう(*´-`)
↑側面行先表示もステッカーのほうが若干大きめですが貼りました。藤沢・江ノ島方車端部窓の優先席ステッカーも貼ってみましたよ。
↑ようやく完成しました!
なんか塗装も乱れてるし雑な箇所もいろいろありますけど、もとのジャンク状態に比べるとかなりまともになった…と自己満足しています(*^ω^*)
それでは走行動画をどうぞ。
【走行模型】
GREEN MAX 小田急1000形 未塗装キット 4両編成(ジャンクキット再生品)
【走行模型の私的五段階評価】
★…1ポイント ☆…0.5ポイント
※★3つが標準です。あくまで個人の感想です。
外観の細密さ★★☆
走行の安定性★★★
走行の静粛性★★★
取扱の容易さ★★★
溢れ出る魅力★★★★
総合評価:★★★
キットの素性はいいんですが、元がジャンク品なうえに私の技術が拙いので外観はそこそこです。
でも、自分で手を入れた車両は愛着もひとしおで大切なコレクションのひとつになりました。
今回も大体のところで楽しめました。