グリーンマックスの80系電車塗装済みトータルセットの組み立て、その③です。
その①はこちら
その②はこちら
↑前回は、前面窓に追加で購入したデフロスターとワイパーを取り付けたところ、やっぱり偶数番台車には本来無いはずのジャンパ栓受けが気になっちゃったから削り取っちゃおう!というところまででした。早速問題のジャンパ栓受けをルーターで削りましょう。
↑私の使っているルーターは100円ショップで売っている100円ではない電池式の本体に、インターネットショップでまとめて1000円くらいで売られている怪し気な刃先を組み合わせたものです。こんなものでも意外とちゃんと削れるものです。
↑削り落としました。ルーターで慎重に削ったあとに耐水ペーパーを1000番くらいからかけて仕上げています。私のことですから、まぁ、大体な感じです。
↑ガイアカラーの緑2号に若干の白を混ぜて調色し、筆塗りしました。遠目に見ればわからないから合格!こんな程度の加工でも一応は偶数番台車の顔になりますね✌︎('ω'✌︎ )
↑床板に床下機器を取り付けて、ガイアカラーの黒を筆塗りしました。今回はせっかくの塗装済みキットなので、手軽に工作を楽しむべくエアブラシは使わず、筆塗り一本で押し通しています。
↑室内はどうせ見えやしないからと無塗装です。
↑台車を取り付けました。こちらはクハ86です。今回プロトタイプに設定したクハ86027と28は1950年製造車なので実車の台車はTR43ですが、キットに付属しているのはDT13です。台車に詳しく無いのでよくわかりませんが、同じTR23形台車で見た目がそんなに変わらないからオッケーなんでしょう。台車は細かいバリエーションが沢山ありますからね、模型メーカーさんもいちいち作ってられませんね(*´ω`*)
↑こちらはモハ80。実車の台車はDT16でキットに付いているのもDT16です。クハの台車と同じくTR23形台車らしいですが、改良品なので見た目が大きく変わっていると…へぇ〜。あらかじめ合う品を揃えてくれているんですから、トータルセットはありがたいですね。
↑さてさて、前面の連結器はどうしましょうかねぇ。アーノルドカプラーのままでは表情が引き締まりませんねぇ。
↑ちなみに先頭車をアーノルドカプラーで連結するとこんな間隔です。実は増備の計画もあるので連結できるようにしたいのです。
↑ま、やっぱりTNカプラーですね。説明書の指定はJC28ですが、何せ中古で買った古いキットとその説明書なので、現在の市場ではJC28を見かけません。
↑というわけでJC6329 密連形TNカプラー(SP・黒・旧型国電用)を購入。
↑装着側の台車のカプラーを根元から切り落とします。必要かつ当たり前な作業なんですが、個人的に何故かもの凄い抵抗感があるんですよね、罪悪感というか…(-。-;
後戻りできない作業だから、ですかね。
↑装着後。やっぱりTNカプラーはいいですね!先ほどまでの抵抗感や罪悪感などどこへやら、です笑
列車番号表示器にはキット付属のシールを適当に選んで貼ってあります。同じ番号が2枚無いのは困ったものです。まぁ、雰囲気、雰囲気。
↑インレタを転写しました。車番はあらかじめ決めたプロトタイプのとおりです。
インレタ転写はあまり得意ではありません。温風であっためたりいろいろしてるんですけどね、成功率が高くないんです。中古のキットですし、インレタが古いのかな?画像は上出来なほうです(^^;
↑インレタの中でも特に苦手なのがエンド標記とATS標記です。画像は最も上手くいった箇所ですが、失敗が続いて付属のインレタにあった「①」を使い果たしてしまいました…orz
↑足りない分は思い余って手書きしてみました笑
使ったのはタミヤの超極細の面相筆です。いや、合格点に達してないのは明らかですが、思ったよりは悪くなかったという半端な具合です。なんか面白くなっちゃったのでこのまま活かします( ͡° ͜ʖ ͡°)
↑区名表記は「広ヒロ」で、クハ86は定員79、モハ80は定員92を選択。
行先サボは「広島ー糸崎」をはってみました。
↑換算標記です。画像を見て位置がバラバラだったことに気がつきました…まぁ、連結しちゃえば見えないということで(;´Д`A
この換算標記、よくよく見るとクハ、モハ、サハで作り分けてあるから油断なりません。
↑めでたく落成!TNカプラー装着前の画像ですみません(^^;
貫通幌をつけたかったのですが、手持ちに幅広タイプが無かったので追々、ということで。
↑うんうん、なかなか良い雰囲気じゃないですか!
さて、早速走行動画を!と思ったのですが、キットの動力がギクシャク走行することが判明しました…。走行歴無さそうなのになぁ、困ったものです。
次回は予定外ですが、GM旧動力のお手入れ編をお届けすることになるかと。
今日も大体のところで楽しめました。