「大体」で楽しむ鉄道模型

「大体」で楽しむ鉄道模型は令和3(2021)年7月にブログURLが変更になりました。肩ひじ張らない「大体」な鉄道模型ライフを標榜しております。「大体」な感じでご覧くださいm(_ _)m

■中古整備■KATO S4042 117系直流近郊形電車6両セット

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ヤフオクで入手したKATOの古い117系です。
2扉転換クロスシート車って好きなんですよね~。特急みたいなゴージャスさがありながら(大抵は)特別料金不要。乗ればテンションダダ上がり間違いなしです。
30年ほど前に関東地方の少年だった私の目には、関西の2扉転換クロスシート車がそれはそれは眩しく映ったものです。
関東にも京急2000形があったじゃないか、という話ですが、転換クロスシートじゃないですし、北多摩の少年と品川発着の京急は、域外の人が想像するより疎遠です。無縁と言ってもよいかと。
117系は、大人になってから各地で見たことはありますが、乗ったことがありません。私が乗るホームではないところによく入線していて、指をくわえて見ていたのですが、とうとう一度も縁が無かったですねぇ。
せめて、模型を眺めて満足することにしましょう。

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さて、模型です。
品番は「S4042」。単品の「4042 クハ116」から始まる一連の製品の「S」etという意味なんでしょうね。
ジャンク品で入手したのですが、取説・ヘッドマークシールもあり、

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車輪もかなり綺麗、

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モーター車の導電板も綺麗、と状態は大変およろしい。
じゃあ、一応車輪を磨くくらいでスムーズに走るのでは…と思いきや、走らせるとギクシャクするんです。

そういう時はバラしましょう。

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バラす時にわかりづらいのは、床板パーツをとめている印のところのツメですかね。裏からシャフトを避けながらはずします。

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とりあえずここまでバラしました。

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おや、台車からのシャフトを受けるモーター軸のジョイントが割れているのを発見…これが原因かな?
黄色の線のところでヒビが入っていました。

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しかし、ジョイントを購入して交換するもギクシャクは直らず…

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導電板の接触不良を疑って、いろいろ小細工してみるも違う…

ここらへんから、試行錯誤が過ぎて写真撮るのを忘れていますので、以降の作業を箇条書きしてみます。

●台車集電板の車軸受け(三角錐状の部分)の徹底クリーニング→直らず
●手持ちの古いKATOキシ80とモーターが同じだったので、交換してみてた→直らず

ということは、台車がおかしいんですね。

バラしてみても、ホコリや糸くずが絡まっていたり、グリスが固着していたりするわけでもなく、シャフトを手回しして引っかかりがあるわけでもなく、台車が原因とは思えなかったのですが…
一応磨いたり、ギアシャフトにKATOのユニクリーンオイルを極少量注油してみたりすると…直ったんです。…釈然としませんが。
先入観に囚われずに基本に忠実に、ってことですかね。

とにかく、整備完了です。

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走行動画をどうぞ。
近々記事をアップする予定のKATO阪急6300系と共演しています。

https://youtu.be/D7DLsseZR2Y

【走行模型】
KATO S4042 117系直流近郊形電車6両セット

【走行模型の私的五段階評価】
★…1ポイント ☆…0.5ポイント

外観の細密さ★★★
走行の安定性★★★
走行の静粛性★★★
取扱の容易さ★★★★★
溢れ出る魅力★★★★

総合評価:★★★☆

【走行模型】
KATO 10-050・051 阪急6300系8両セット

【走行模型の私的五段階評価】
★…1ポイント ☆…0.5ポイント

外観の細密さ★★★
走行の安定性★★★
走行の静粛性★★★
取扱の容易さ★★★★★
溢れ出る魅力★★★★

総合評価:★★★☆

うーん、TOMIXの常点灯コントローラーとの相性か、ラピッドスタートですねぇ…
また今度試行錯誤してみます。
今日も大体のところで楽しめました。