TOMIXのプログレッシブグレード第2弾「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のレビューです。
PG第1弾「四季島」を購入して、KATOの四季島を持っていたのにも関わらずその素晴らしい仕上がりと走りに感動しまくったので、瑞風は迷わずTOMIXを予約していました。
(TOMIXとKATOの四季島の比較はこちら)
https://daitaitetsu.hatenablog.com/entry/36385251
TOMIXの瑞風スペシャルサイトに記載された「ウリ」が模型にどのように反映されているか、さっそく見ていきましょう。
見所が多いので「外装編」と「内装編」に分けます。
今回は「その1・外装編」です。「その2・内装編」の最後には、もちろん走行動画をつける予定ですよ。
ウリ1「実車デザイナー様の手になるデザインパッケージ」
四季島と同じく高級菓子箱風3重装甲(スリーブ、菓子箱、プラケース)に保護されています。
写真では伝わりませんが、紙はプレス加工により布張り風になっています。高級な図鑑のようです。
ケースを開けてご対面…
凄いです!細かく見なくともパッと見で感動できる出来栄えです!この開封のワクワク、小さい頃から変わらぬ鉄道模型の醍醐味ですねぇ。
説明書のほかに両面刷りのリーフレットがついてます。ここにもいろいろウリが書いてありますよ。
一番先に目をひくのがスペシャルサイトにも記載のなかった床下機器の色分けです。実車についているステンレスカバー?が塗装で塗り分けられています。
いや〜コレ立派なウリだと思うんですがねぇ、サラッとやってますねぇ…
ウリ2「デザイナーインタビューとこだわりのパールマイカ塗装で作り上げた深く落ち着いたグリーン」
車のパール塗装と同じってことですね。緑塗装+雲母粒子キラキラのマイカ塗装+クリア塗装。若干粒子が粗い気がしますが、きっとこれでも1/150スケールの粒子の細かさに近づけるためにもの凄い苦労があったんだと思います。キラキラ光って効果的です。
ウリ3「食堂車オープンキッチンの印象的な壁面を印刷で再現」
これは目立ちますねぇ。走らせると「横線模様」→「渦巻模様」→「横線模様」と変化するので見ていて楽しいです。
ウリ4「オープンキッチン内の照明も壁面の窓側から見ることができます」
これはわかりづらい!きっと室内丸窓の向こうに見えるライン状の照明のことなんじゃないかと…違ってたらごめんなさい…
細かいところまでこだわってますねぇ(感心)
ウリ5「床下給油口は赤色の別パーツ」
意外と目立つポイントです。床下機器の色が実車の写真とくらべると黒みが強いので、赤の成形色がこれまた目立ちますねぇ。模型なのでこれくらいヤっちゃうのはアリだと思います。
ウリ6「屋根上に設置されたスピーカーや換気扇は別パーツで再現」
クーラーの間のパーツがそれです。あまり伝わらないポイントですが、屋根と一体成形しちゃうとこんなに細かくできないでしょ!ってことですね。そう言われればスゴい気がしてきました。
ところでこの屋外スピーカーって何用なんでしょうか?ミュージックホーン用?
ウリ7「黄色と白の2色で光るヘッドライト」
写真ではわかりづらいですが、内側が黄色、外側が白色です。
このようにプリズムパーツが色分けされています。
ウリ8「ドーナツ状に光るテールライト」
これはわかりやすく、そして凄い!
ヘッドライトパーツ先端外周を囲んでいるテールライトパーツが赤く光っているのですが…
このテールライトパーツ、消灯すると赤くないんですよねぇ…写真のさらに下部に赤いクリアパーツがあるんでしょうけど、これ以上分解して壊すのもイヤなので追及しないでおきます。
(追記:そうか、テールライトパーツを赤にしちゃうとヘッドライト点灯時にも外周が赤く光っちゃうからか!そりゃそうだ。しかし、よく考えてこだわって作ってあるなぁ、感心感心)
ウリ9「先頭車前部の特徴的な5本のライン」
シャープに表現されています。キラキラ光ってとても素敵です。
ほほぅ、上から見るとこんなだったんですねぇ。
ウリ10「展望デッキ上部にある10個のライト」
後尾側の展望デッキのライトが光り、前頭側は光りません。ということは、実車は前進方向のデッキには出られないってことですかね。
「なんだつまらん」と思いましたが、考えてみたら虫とかビシバシ当たってくるんでしょうね。風も凄いだろうし、危ないだけで楽しくないんでしょう。
ちなみに、展望デッキライト専用のチップLEDが設置されていて、これまた複雑な形をしているだろうと容易に想像できる導光パーツを通じて光っています。
ウリ11「立体的に表現されたエンブレム」
付属のリーフレットに記載されていたウリです。写真では伝わりづらいですが、結構感心かつ感動するポイントなのでスペシャルサイトにも載せればよかったのに、と思います。
いやぁ、スゴい、見所満載ですね!
早く「走り」にたどり着きたいものです。
次回は「その2・内装編」です。
(その2・内装編①はこちら)
https://daitaitetsu.hatenablog.com/entry/2019/09/29/165012
今回は大興奮で楽しみました。