↑今回のネタはこちら。再生産する度に「延長部」だけがやたらと売れるというTOMIXの不思議な人気商品「91017 車両基地レール(延長部)」です。
基本セットを買った人が長編成対応用に複数の延長部を買うのはもちろんでしょうが、延長部のみでもプチジオラマとして楽しめたり車両の撮影台に使えたりするのが人気の理由のようです。
メーカーの商品紹介ページや他の購入者の方のレビューを見てとても面白そうだったので、私も「延長部」だけ一つ購入してみました。
↑製品のパーツ構成です。基本セットと共通で、延長部では使わないパーツも結構ありますね。ランナー盛り沢山で、先を思うとちょっと気遅れします(^^;
↑延長部は5線で構成されていて、ワイドPCレールのS280が1本、S280のバラストが片側だけのものが3本、S140が2本入っています。S140は両脇にパーツをつけて洗浄線になります。
↑構内踏切レールも5本入っています。後々の感想ですが、これだけ別売りして欲しいです。
↑洗浄線と昇降台のランナーです。まずは洗浄線から組み立ててみましょう。
↑土台と洗浄台を組み合わせて…
↑フィーダーの差し込み口に両側から…
↑グイッと入れて…
↑排水溝蓋パーツで固定すれば出来上がり。接着剤も力もいりませんし、バラすのも簡単です。素晴らしい。
↑こちらは昇降台
↑幅狭タイプ(左)と幅広タイプ(右)があります。新幹線等の大型車両を入線させる場合は幅狭を使うらしいです。今回は2個ずつ設置してみます。
↑さて、お次は一番面倒くさそうな架線柱を組み立てますか…
芸術品のようなランナーですね。切り離しとバリ取りが一苦労です。
↑この組み合わせでセットの5線分です。線路間隔が一定ではないのでちょっと複雑です。パーツの裏表を間違えると架線の位置と線路が合わなくなります。一回間違えました(*_*)
↑組み上がり。もちろん接着剤は不要で、ムギュムギュッと押し合わせるだけです。ちょっと力がいりますので、私はペンチでかるーくつまみました。
組み立てると若干歪んでますが、線路に固定しちゃえばまぁ大丈夫です。
↑番線と架線入・切を表示するパーツが付属します。黒いパーツに切り出したシールを貼りますが、番線表示はなんとなく黄地黒文字をチョイス。洗浄線用に無地の黄色シールに「洗」を手書きしてみました。
↑ここまで作業したものを取り付けてみました。おぉっ、基地っぽくなってきました(笑)
↑浮かれてないで続きです。機器箱パーツを切り出してレールの穴に差し込みます。
↑このパーツを使うと…
↑レールの穴を埋めることもできると…ワイドPCレールはいろいろとよく考えられてますねぇ(感心)
↑こちらは構内踏切レールの歩み板パーツ。端用と中間用があります。
↑取り付けはワンタッチ。端用パーツに手すりを付ければ良い雰囲気です。繰り返しですが、この構内踏切レールと歩み板パーツだけ単品販売して欲しい!
↑さて、洗浄台には手すりが取り付けられるということなので買ってみました。「3080 ワイドレール用壁 S140(3種×8枚入)」です。
↑3種(柵、壁、手すり)のうちの手すりを取り付けます。なんの加工もいりません。
↑でも、洗浄台の階段パーツは手すりと干渉する一部分をカットする必要があります。
↑手すりパーツの有り無しの雰囲気を比較してみました。手すりが少しオーバースケールな気がしますが、空間の密度が増して雰囲気は良くなると思います。完成が見えてきました。
↑さっきからチラチラとセット外のレールが見えていますね(笑)
5線では車両基地も寂しかろうと、ちょい足しを試みています。ワイドPCレールのS280です。
↑ジョイントでつないで複線にして、柵を付けて、架線柱を建てると、車両基地の脇を通る本線の雰囲気…になるんじゃないかと( ´∀`)
↑…ね。まぁ、じっくり眺めつつ検証を加えていきます。
↑さて、お次は構内用の入換信号機です。支柱・ハシゴと信号機でパーツの色分けがされています。
色さしするともっと良くなるんでしょうけど、今回気軽に楽しみたいのでまたの機会ということで。
↑留置線の入口側、という脳内設定で設置してみました。ダミーとはいえ信号機がたつと雰囲気出ますね!
架線柱と同じくらいの気軽さで設置できるこのようなダミー信号機を本線用にも各種出して欲しいものです。点灯式なんて高くて買えませんからね(*_*)
これでセットの分は組み立て終わりました!丁寧にやっても合計数時間で組み上がりますので、お手軽ですね。
↑さてチョイ足しです。長さがS280+αしかありませんが、反対側は留置線の終端ということで車止めを設置したいと思います。用意したのは「1425 ワイドエンドレール」です。
↑セットの線路に合わせて、うち3つは片側のバラストを落とします。裏に切れ込みが入っているのでカッターで切れます。
↑いいですね、風景が引き締まります。
↑ここまでの設置状況。洗浄線と本線がすぐ隣なのもなんだかなぁー、ということで間に非電化の予備線のようなものを1本入れてみました。保線車両とか廃車車両とか置いておくと良いかと。
長さが不揃いなのと、構内踏切の本線側の端が不自然に見えますねぇ。
↑終端側からの眺めはまぁいいかな?もうちょっと考えなきゃですねぇ。
↑数日寝かせて考えた結果、こうなりました。
予備線と本線を廃止して、ワイドドラムレールのS140と複線機関庫を置いてみました。建物があると立体感が出ますし、ワイドトラムレールが車庫前のタタキみたいに見えて新車のお披露目会的な雰囲気が出たりするんじゃないかと。
↑反対側。こうなると開いたスペースに小物を置きたくなりますね。今後楽しみながら追加していきましょう(*´-`)
↑とここまで作業しておいて、今さらながら架線柱に鉄骨タイプとコンクリート柱タイプが混在していたことに気がつきました。今までの記事でとっくに気づいた方も多いでしょうが、私は今気づきました(笑)
↑入口をコンクリ柱に…
↑終端を鉄骨にして、ついでですので他のTOMIX鉄骨架線柱から持ってきた架線緊張装置を付けてみました。
↑気を取り直して完成!手近にあった西武の車両たちを並べてみました。「101系ズラーッ」をやりたかったのですが、引っ張り出すのも大変なのでごちゃ混ぜで(^^;
「車両基地」っぽくするには同じ形式の車両を、「鉄道イベント」っぽくするには同じ会社の多様な形式を並べると「らしい」かもしれませんね。
この延長部楽しいです。人気の秘密が少しわかった気がします。
今回も大体のところで楽しめました。
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