「大体」で楽しむ鉄道模型

「大体」で楽しむ鉄道模型は令和3(2021)年7月にブログURLが変更になりました。肩ひじ張らない「大体」な鉄道模型ライフを標榜しております。「大体」な感じでご覧くださいm(_ _)m

■鉄道模型購入録①■陽の目を見たい車両たち(2020年3月編)

今さらですが、私は中古・ジャンク品の鉄道模型が好きで良く購入します。

主な購入先はネットオークション、近所の本メインの有名リサイクルショップ、近所のホビーメインの有名リサイクルショップ、同じく近所の中古ホビーショップです。ついでがあれば都内を含めた鉄道模型ショップに行くこともありますが、新型コロナウイルスの感染拡大以降はさっぱり都内からは足が遠のいております。

もちろん走らせたり手を入れたりするつもりで購入しているのですが、最近ちょっと忙しくてなかなかいじる時間がありません。このままだと購入動機や購入したこと自体を本人が忘れてしまいそうですので、備忘録代わりに記事にしてみようと思います。遡り始めるとキリが無いので、近年稀に見る暴走月だった2020年3月の購入録から振り返りましょうかね。いきなりですがスタートです!

 

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↑まずは近所のホビー系リサイクルショップで購入したKATOのキハ20スカ色とマイクロのスハ44。

 

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↑KATOのキハ20系のスカ色はレアもの…とまではいかないものの、古くてちょっとだけ珍しいモデルですね。ケースは無いものの税込み550円という安値につられて思わず保護しました。国鉄気動車旧標準色をイメージしながらも「青15号とクリーム1号」…つまりスカ色で塗り分けられています。奥に写っているのは数年前にケース無しジャンク品を入手したもので、「LOCAL-SEN」シリーズとして同じ金型で再販されたもの。こちらは正調の国鉄気動車旧標準色の「青3号と黄褐色2号」になっています。

 

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国鉄気動車標準色といえばコレもそうですね。「TOMIX 92966 JRキハ52 100形ディーゼルカー(大糸線)セット(限定品)」のキハ52 125です。並べるとKATOとは若干色味が違いますね。TOMIXのほうが明るい感じです。

 

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2007.9.11 中土〜南小谷

大糸線キハ52は、積極的に撮り鉄をしていた時期に2回ほど写真を撮りに行きました。2回ともこの旧標準色はバンバン来ましたね。1回目の時は大糸線全線開通50周年記念のヘッドマークを付けていました。

 

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2010.3.2 根知〜小滝

↑逆に縁が薄かったのが首都圏色のキハ52 156。1回目は顔すら拝めず、2回目も糸魚川のレンガ車庫に入っているのを見かけたきり線路上に姿を現さないので諦めていましたが、私の撮影ラストチャンスに現れてくれました。

 

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2010.2.28 根知〜小滝

↑そうそう、2回目の時は国鉄色のキハ58+28も運用に入ってましたね。キハ58 477とキハ28 2360かな?前日にキハ52を3輌ともレンガ車庫に入れた撮影会があって、当日はこのキハ58+28が代走で運用に入ったようですが、翌日も走ってましたね。ちなみに撮影会のことは後日知ったので参加していません。あまり下調べせずいつも「大体」で撮影に行ってたものですから(^_^;)この時は廃止前の「能登」に乗って金沢に行って、北陸本線で「雷鳥」を撮ったり大糸線キハ52を撮ったりウロチョロして、「北陸」で帰る、という旅程でした。

おっと、いきなり話が脱線しましたね。模型の購入録に戻りましょう。

 

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↑キハ20と同時に購入したマイクロエースのスハ44 30単品。何かのセットのバラシ品かな?窓の表現がちょっと面白いかな?550円ならいっか!…と購入。


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↑しかし、なんか見覚えがあるなぁ…と思ったら既に持っていました(笑)


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↑2004年6月発売の「マイクロエース A-8556 EF58-75青色・スハネ30・44系 急行「銀河」基本8両セット」のバラシでした。これは晩年の24系「銀河」に乗った頃に「銀河」繋がりで基本・増結を一気に大人買いしたんだったと思います。

 

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↑2008.3.15藤沢〜大船

「銀河」も廃止されて久しいですね。これは最終列車をひと目見たくて出勤途中に藤沢に寄った時の写真です。写真を撮りに行ったわけでは無いので駅近くのただの線路脇の道路にいました。暗いですからね。一応シャッターは押した、というヒドい写真ですが、今となっては良い思い出です。

はい、また脱線しましたね。模型の話です。

 

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↑窓パーツの縁が銀色に塗られています。アルミサッシ化された姿なのかと思いましたが、ちょっと調べるとスハ44 30はアルミサッシ化されていないようです。よくわかんないですね。まぁ、旧型客車編成のアクセントになるからいいや。(*´-`)


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↑キハ20、スハ44と同時に購入したKATOの詰所ストラクチャーです。やはり550円。

 

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↑いつものレイアウトにこっそり設置しました。私のレイアウトはたまにマイナーチェンジしています(^^)

 

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↑ネットオークションで3,000円(送料別)で落札した「でんしゃくらぶ 名古屋鉄道 キハ8000系の北アルプス」。キハ8000、キハ8050、キハ8200の3両編成が組めるエッチングキットです。


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↑3両分のボディ、台車、動力、TNカプラーまでが入ったトータルキットです。いや、8000系はマイクロエースのを持ってるんですけどね。

https://blog.daitaitetsu.info/entry/2019/12/03/191435

エッチングキットを組み立てたことがないもので、チャレンジしたくなったんです。定価は36,000円のようです。マイクロエースも真っ青の恐ろしい値段ですね。


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↑ネットオークションで3,400円(送料別)で落札した「KATO 10-458 西武新101系 新塗色 4両増結セット」。私は西武池袋線沿線出身で小さい頃から西武線が好きなのでそれなりに模型も所有していますが、「池袋線と言えばイエロー+ベージュのツートン新旧101系」という時代に育ったので、黄色一色の新塗色はイマイチだったりします。徐々にツートンが消えていった時は「これじゃ新宿線じゃないか…」と寂しかったものです。いや、別に新宿線が嫌いなわけでは無いんですけどね(笑)「所沢出身」と聞いて急に親しみを覚えた人が「実は最寄りが新所沢だった」時に急にちょっと醒めてしまうような、不思議な距離感が池袋線新宿線の間にはあるんです…たぶん…お互いに(*´꒳`*)☆


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↑とかなんとかいいつつ、この新101系新塗色を入手した理由は鉄コレの401系と組ませるためだったりします。えぇ、新宿線だって好きなんですよ( ͡° ͜ʖ ͡°)

この増結セットと基本セットは、両方組み合わせて初めて4+4の8輌編成になるように車番が割り振られていますので、片方だけでは車番がおかしなことになってます。うーん、邪悪な売り方だなぁ。基本セットも買わないと気持ち悪いですねぇ…KATOの思う壺ですね(笑)


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↑ネットオークションで落札した「TOMIX 92651 JR103系通勤電車(カナリア色)」の6両セット。送料別で3,600円。総武線の黄色い103系は通学で毎日のように利用していましたからね、好きなんです(^^)高運転台、低運転台、それに黄色い201系…真っ黄っ黄で綺麗だったなぁ。


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↑本当はTOMIXのHGな103系総武線が欲しいんですが、何せ高いですからねぇ。コレだって10両にのばせば迫力が出て格好良いんじゃないでしょうか。まずは足りない車両探しですね。ロングセラー商品ですから入手しやすそうな反面、商品名が「国鉄」から「JR」になってたりして微妙な色違いとかもありそうでちょっと厄介かも。


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↑まだまだありますよ〜「MICRO ACE A-5922 キハ40系500番台 気動車五能線カラー・4両セット」、ネットオークションで5,000円も出してしまいました。マイルール「中古・ジャンクは1両千円まで」を破ってますねぇ…酔っ払ってたのかな?


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↑発売は2001年のようです。スカートが大きく口を開けてアーノルドカプラーが飛び出しているのはKATOと同じです。細かいところに塗料が回り切っておらず、全体的に妙に艶やかです。各部をタッチアップして、フラットクリアーを吹いたらちょっと見違えそうですね。本当はTOMIXのHGな五能線キハ40・48が(以下略)

 

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↑2010.8.20 広戸〜深浦

五能線は一度だけ乗り&撮りをしに行きましたね。のどかで綺麗だったなぁ(о´∀`о)夏らしい濃い緑と透き通った海に車体のカラーリングが良く映えていました。JR化後の地域色にはそんなに興味無いのですが、この五能線は心に残っているので模型が欲しくなった次第です。


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↑さて、2020年3月をして私史上稀に見る暴走月にした最大の要因がこちらです。マイクロエース+鉄コレのオール小田急セット、ネットオークションでまとめて29,000円(送料別)…⁉︎高いのか安いのか一瞬わかんないですよね(笑)

マイクロの2400形旧塗装4両セット、2400形新塗装4両セット、2600形旧塗装5両セット、9000形8両固定改造車セット、3000形SSE改造後5両セット、鉄コレの4000形冷改車4両セット、8000形登場時4両セットの計34両です。

鉄コレは通常のメーカー品の半値と思ってますので、割り返すとマイクロは1セットあたり5,000円弱で鉄コレは1セット2,500円弱…んーーーーー?少なくとも9000形、3000形SSE、2400形新塗装はこれ以上しそうだからお得か…⁉︎ちなみに1両あたりはマイクロが966円で鉄コレが483円くらい…「1両千円」ルールはクリアだなぁ…んーーーーーーーーーーー?と悩みに悩んだ末に入札し、競ることなくそのまま落札しました。現在は小田急沿線在住ですから、小田急の車両もコツコツ集めているのです。


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↑こちらは「MICRO ACE A-2152 小田急ロマンスカー3000形(改造後) 基本5両セット」。1957年登場のSE(Super Express)車が1968年の改造で編成が短く(Short)なったSSE(Short Super Express)車です。ショートって(笑)


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↑改造で愛称表示器を交換して前照灯も移設された姿で、私的には3000形といえばコレです。新宿駅で見かけたことはありますけど、とうとう乗るチャンスはありませんでした。3両だけになっちゃったみたいですけど海老名に保管してありますね。ロマンスカーミュージアムに入ることでしょう。


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↑「MICRO ACE A-2482 小田急2400形 旧塗装 冷房改造車 4両セット」と「MICRO ACE A-2481 小田急2400形 新塗装 4両セット」。2400形は小さい頃読んでいた鉄道の本を改めて眺めると新塗装のが写っているのですが、この目で見たことは無いです。SSEと並べるのにいいかな?

 

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↑塗装以外の違いはアンテナの有無くらいでしょうか?制御車(クハ)の車長が電動車(デハ)より3m以上短いのが2400形の大きな特徴ですね。同じく制御電動車(モハ)の車長が付随車(サハ)より3mほど短かった西武の初代501系を彷彿とさせます。乗務員室扉後方の通風グリルも目立つ特徴ですね。


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↑「MICRO ACE A-6196 小田急9000形 8両固定改造車改造車 8両セット」です。個人的には今回のまとめ売りの中の一番のウリだと思っています。


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↑私が小田急沿線に越してきた時に9000形はまだ現役バリバリでした。存在が当たり前過ぎて写真は駅撮りも含めて1枚もないんじゃないかな?


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↑4+4の8両編成ながら、中間先頭車の運転台を撤去して前照灯・尾灯を塞ぐ改造を受けて固定編成化されています。野田線東武8000系もそうですけど、このテの改造がグッときちゃうんですよね(*≧∀≦*)


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↑「MICRO ACE A-0110 小田急2600形 旧塗装 5両セット」。5200形まで続く20m車体で幅2.6mという豊かなボディスタイルを確立した形式です。


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↑登場時の5両編成&旧塗装なお姿…ですが私は見たことありません。私が小田急沿線に越してきたのは2600形の晩年ですので、アイボリーに青ラインの新塗装、冷房化、6両編成化等の様々な改造を受けていました。


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↑そうそう、こんな模型も持ってましたね。「MICRO ACE A-0119 小田急2600形 復活塗装 6両セット」。このブログの最初の記事に登場しています。

https://blog.daitaitetsu.info/entry/36111175

2600形最後の一編成は2003(平成15)年10月から2004年6月の廃車まで、登場時の塗装をまとって活躍しました。

 

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↑2004.3.7 町田駅

コンデジで撮った写真が一枚だけ残っています。江ノ島線の各駅停車だけでなく、急行や快速急行でも下り方の先頭に立って爆走していましたね。


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↑模型も実車に合わせてアンテナ・スカートあり、冷房化、黒Hゴムといった姿になっています。


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↑「TOMYTEC 鉄道コレクション 小田急電鉄4000形(初代) 冷房改造車 4両セット」。定価は6,600円らしいです。一両1,650円…うーむ…


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↑いや、印刷も細かいし良くできてるんですけどね。プラ車輪、プラパンタ、点灯非対応にしてはやっぱり高いなぁ…と思っちゃいます(*_*)


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4000形といえばディスクブレーキですね。向かいのホームに来たときなんかはクルクル回るブレーキの動きを凝視していたものです。なんか面白いしキラキラして綺麗だしでつい見ちゃうんですよね(笑)


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4000形マイクロエースの6両編成も持っています。「MICRO ACE A-0116 小田急4000形 冷房改造車 6両セット」。


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↑鉄コレに比べると窓が少し小さい感じがしますかね?でも繋げても違和感は無さそうです。これは鉄コレを走行化して10両編成にするしかないですね。


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↑マイクロのディスクブレーキ。鉄コレのほうが彫りが深くてクッキリしている感じ。「OER」の文字がマイクロのほうがおっきいですね。


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↑ラストは「TOMYTEC 鉄道コレクション 小田急電鉄8000形 登場時 4両セット」です。


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小田急アイボリーの車両も8000形だけになってしまって久しいですね。新5000形も登場したので廃車が進行するのでしょうが、1000形ワイドドア車も廃車が始まってるようですので、徐々にいなくなる感じですかね。

 

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↑これはパンタだけ製品指定の「TOMIX 0250 PT-4212-S」に換装されていました。儲けました(^^)登場時ですから、現在とは違って菱形パンタグラフです。

 

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↑手前は前に近所のホビー系リサイクルショップに880円(税込)でぶら下がっていたのを保護したグリーンマックス完成品のクハ8162。「GREEN MAX 4239 小田急8000形未更新車ブランドマーク付 増結4両セット」のバラしのようです。奇しくも鉄コレと同じ8062編成をプロトタイプとしています。コレ1両だけぶら下がっていたので入手してもどうしようも無いのですが、ライトもついて880円は安いし、小田急だしアイボリーだしいっか、ということで購入。ファーストカーミュージアムですね(笑)

 

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↑未更新車・ブランドマーク付ということは、2008年のブランドマーク制定から2012年8062編成更新工事までの4年間くらいを再現したモデルということなんでしょうか?またマニアックな隙間を突いてきますね(笑)クハしかないのでわかりませんが、デハはシングルアームパンタなんでしょう。GMのほうは側面行先表示の周りが何か鉄板で塞いだような表現になっています。なんだろう?現在の実車もそうなんですかね?見るチャンスあるかな?

 

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↑2008.3.23東海大学前〜秦野(後追い)

オマケでマニアックな隙間な頃の8000形。車番がよく読み取れませんが8063編成かな?Wikiによると2011年に更新を受けていますので、GMが設定した未更新、ブランドマーク付、シングルアームパンタにドンピシャです。

 

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↑3月はさらにこのブログでも紹介した「TOMIX 98691 JR185-200系特急電車(国鉄特急色)セットも入手しています。

https://blog.daitaitetsu.info/entry/2020/05/28/223444

いやはや、本当に暴走した3月でした…お財布も収納場所もカツカツなので、コレクションの一部をやむなく売却しました・゜・(ノД`)・゜・。

3月より前も当然のようにアレヤコレヤ買っていますし、4月以降も懲りずにいろいろ買ってますから、そのうちまたご紹介させていただきます(*´∀`*)

今回も大体のところで楽しめました。