「大体」で楽しむ鉄道模型

「大体」で楽しむ鉄道模型は令和3(2021)年7月にブログURLが変更になりました。肩ひじ張らない「大体」な鉄道模型ライフを標榜しております。「大体」な感じでご覧くださいm(_ _)m

■今さら整備■KATO 20-841 複線プレート線路セット

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KATOの複線プレート線路セットを、中古でたまたま入手しました。
ヤフオクで落札したまとめ商品に予想もせずに混じっていたものです。
中古といっても、柵パーツが必要分切り離してあるだけで、ほかはいじられていない美品でした。

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随分前ですが、『N』誌のこの記事や広告を読んで以来ずっと気になっていたものなので、個人的にはとても嬉しい誤算でした。
ウチの線路システムは三十数年前からTOMIXで揃っているので、手が出せなかったんですよねぇ。
このシリーズはメーカー生産中止ですので、市場の評価は定まっているのですが、ちょっといじって個人的に再評価してみたいと思います。

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柵と架線柱をたてただけの、プレーンな状態です。
うん、このままでも悪くはないですけどね。少しサッパリし過ぎですかね。

さて、ここからどういじろうかという話ですが、今回の作業目標は以下のように設定しました。

○出先で運転するとき用。
○持ち運びに便利なように「元の箱に戻せる」ようにすること。
○持ち運びに耐えられるように「丈夫」であること。
○以上の条件の中で、大体な情景をつくる。

というわけで、バラストを撒いて、簡単に草を生やして、柵や架線柱は無塗装のまま取り外し式として、線路脇に他社製の小物パーツ等を設置するのは断念する、ことにしました。

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手持ちのバラストを適当に混ぜて(ライトグレーの残量が不安だったので半分カサ増しです)、大体な感じで撒いて、ボンド水溶液をたっぷり染み込ませます。
そして、柵の外側の細い空き地に、百円ショップで売ってるフェイクモスシートを細長く切って、両面テープで貼り付けて草をはやします。
コースターフやフォーリッジを使ってもいいのですが、耐久性の観点からこちらを選択しました。

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はい、もうこれで完成です。
収納・持ち運びを前提とすると、いじれるのはこの程度ですが、プレーンな状態よりは良いですね。情景になってます。

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上空からの全景。
お座敷運転にはうってつけだと思います。
もっと流行っても良かったと思うけどなぁ。

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車両を置いて記念撮影。
うん、ただの線路に置くだけよりずっと良いです。
出先でこれだけの情景を楽しめれば大満足でしょう。


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柵と架線柱を取り外すと、元の箱におさまります。狙い通りコンパクトですね。
パワーパック2個とあわせても、紙袋で持ち歩けるサイズです。

いつもの場所から離れて、出先で試運転しました。走行動画をどうぞ。

https://youtu.be/qsfPCzBGKTk

複線プレート線路、大体な私にうってつけです。
気に入りましたよ。今さらですが笑

今日も大体のところで楽しめました。