今回は前進時にも光ってしまう後進用ライトをどうにかします。
印が問題の後進用ライトです。
基板をひっくり返すとこのようになっています。
素人考えながら、電気の流れを理解したいと思います。ハンダや塗ってあるゴム様のものが邪魔なので、点対称の逆サイドで考察。
黒いマルと青いバツはスイッチングダイオードです。取り付け向きが互い違いで、前進時は黒マルが電気を通して、青バツが電気を通しません。
これによって赤黒ラインが通電して黄色マルの前進用ライトのみ光るはずが、何故か赤青ラインも通電して青マルの後進用ライトも光っています。
つまり、青バツのスイッチングダイオードがおバカになっていると思われます。
新しいものに交換しましょう。
ついでなので、どっちも交換することにします。
上が元々の、下が新しいスイッチングダイオードです。
ハンダづけは下手くそですが、頑張ってつけます。
点灯テスト:前進
直りました!
点灯テスト:後進
光ファイバーででっち上げたテールランプもいい感じですね。
随分前の加工ですが、破損していた運転席側のアーノルドカプラーポケットは台車から切除して、TNカプラー化を試みて床板を一部切り取りましたが、台車とモロに干渉して調整のしようもなかったので、鉄コレのダミーカプラーをごく適当に貼り付けています。
まぁ、走ってればよくわかりませんよ。
ようやく…ようやく整備完了です!
それでは、キハ26との走行動画をどうぞ。
https://youtu.be/YrABaX0wAzA
【走行模型】
学研 キハ55系準急色 260 キロ25形ディーゼルカー(もどき) 268 キハ26形ディーゼルカー
※本来ならキロ25はT車ですが、キハ55の下半身と振り替えられてM車になっているので、「もどき」としています。
【走行模型の私的五段階評価】
★…1ポイント ☆…0.5ポイント
※★3つが標準です。加減点をする場合は総評で理由に言及しています。あくまで個人の感想です。
外観の細密さ★★★
走行の安定性★★★
走行の静粛性★★
取扱の容易さ★★★★
溢れ出る魅力★★★★★
総合評価:★★★☆
低速時の走行音は爆音です。ある意味ではディーゼルっぽいかと。
古いモデルですが、分解も手入れもしやすいほうです。
TOMIXのHGモデルが出ようとも、学研のキハ55は独特の魅力があります。あるんです笑
今回も大体のところで楽しめました。